神 々 の 遊 行

暦の中　方位盤の中に 登場する神々です。
年を通して、決まった方位に定まる神々・一定の法則の
元で遊行する神々 様々です。

八将神
八将神とは陰陽道　方位を司る神々であります。

大歳（たいさい・だいさい）
十二支の方位にいる　木曜星の神　移転普請には吉
訴訟　木の伐採は凶

大将軍
三年塞がりとも俗に言う 金曜星の（大白）神　三年同じ
場所に留まる習性がある　諸事　大凶とする

大陰（たいおん）
土曜星の（?星）神　縁談　結び　出産　大凶

大陰神（だいおんじん）
大陰神は鎮星（土星：だいおん）の精である
太歳神の皇妃と言われ、太歳神の方角を三年あとに
付き従って変化します。
学問・芸術に関することはよいが、この凶神はその年の陰事を
つかさどるといわれ、この方位へ向かっての縁談・出産な等
すべて女性に関したことを忌むとされます。

歳刑　（さいけい）
水曜星　（辰星）神　耕作は凶とする

歳破（さいは）
土曜星　（?星）神　移転　旅行は凶

歳殺（さいさつ）
金曜星　（太白）神　縁談等は凶　仏事は吉

黄幡（おうばん）
羅　（ろごう　ラーフ）神　武芸等は吉　移転普請は凶

豹尾（ひょうび）
計都星（けいとぅ）神　豹の様に猛々しく　家畜を求めるは凶　大所便も凶

金神（こんじん）
金神　この神の遊行する方位は諸事　慎み諸事を行うべからず
特に土　土地を障る　新築・増築・普請・旅行・縁談
移転は　慎み　行う事なかれ
この方位に向かいてする事は、一家　7人が死にいたらしむ
7人いない場合は隣人に及ぶ とされる凶神です。
巡行の方位や周期的な動き・障りなしとする間日遊行の
方位等を注視し考慮する

大金神
姫金神
この神々は金神とは違い、その年の干支に関係を持ち
常に正反対　対沖にある。

　　　

天一神（てんいちじん）
方位神の一つであり、十二天将の主将である
中神（なかがみ）　天一（てんいち）　天乙（てんおつ）
貴人とも申す
天一とは天と地との間を往復し　四方を規則的に遊行する。
天一の遊行する方位は　大凶となす。
諸説色々とある
六十干に機縁し遊行する44日間は　その方位は祟りが
あるとされている・ また、方違いで使用すると
結果　大凶となす。
また暦に　天一天上とある
読んでそのままの意味 即ち、癸巳（30番目）から
戊申（45番目）までの16日は天上に昇る
天に帰るので　この期間は障り　祟りなしとする。

　

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