土 公 神

土公神(どくしん・どこうしん)とは、陰陽道における神。
土をつかさどるとされ、仏教における「堅牢地神」
(けんろうちしん=地天)と同体とされる。
地域によっては土公様(どこうさま)とも呼ばれ、仏教における
普賢菩薩を本地とするとされる。
土をつかさどるこの神は、季節によって遊行するとされ
春はかまど・夏は門・秋は井戸・冬は庭にいるとされた。
遊行している季節ごとに、かまどや門、井戸、庭に関して
土を動かす工事を行うと土公神の怒りをかい
祟りがあるとされる。
また、土公神はかまどの神(かまど神)ともされ
かまどにまつり朝晩に灯明を捧げることとされる。
この神は、不浄を嫌い、刃物をかまどに向けてはならない
とされる


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土 用

土用(どよう)とは
五行に由来する暦の雑節である。
1年のうち不連続な4つの期間で、四立(立夏・立秋・立冬・立春)の直前約18日間ずつである。
俗には、夏の土用(立秋直前)を指すことが多く夏の土用の
丑の日には鰻を食べる習慣がある。
各土用の最初の日を土用の入り(どようのいり)と呼ぶ。
最後の日は節分である。


五行では、春に木気、夏に火気、秋に金気、冬に水気を割り
当てている。
残った土気は季節の変わり目に割り当てられ
これを「土旺用事」、「土用」と呼んだ。
土用の間は、土の気が盛んになるとして、動土・穴掘り等の
土を犯す作業や殺生が忌まれた。ただし、土用に入る前に
着工して土用中も作業を続けることは差し支えないとされた。
また「土用の間日(まび)」には土用の障りがないとされた。


土用は、土公神という土の神が支配する期間とされた為
動土、穴掘りなどが忌み嫌われていた。
しかし、一般の仕事に支障が出るために、間日が設けられる。
この間日には、土公神は文殊菩薩に招かれて天上に行くので
地上にはいなくなるという。


以下が土曜の間日である。


春:巳・午・酉


夏:卯・辰・申


秋:未・酉・亥


冬:卯・巳・寅


土暦 下段 解釈 1

天赦日( てんしゃ)
天が赦す日で、暦日の中では
最高の大吉日である
他にどのような凶日があっても一切関係なく、天の恩恵により
何の障害も起こらない日とされています。
とくに婚姻には吉日とさています。
開店、創業、研究発表などにも吉の日となります。
年に四日のみで 天赦日
春は立春から数えて初めの 戊寅の日
夏は立夏から数えて初めの 甲午の日
秋は立秋から数えて 初めの 戊申の日
冬は立冬から数えて初めの 甲子の日


受死日(じゅしび)
※暦には●印にて表示される
黒日ともいい、諸事にも用いてはならぬ最悪日
葬式だけは妨げないとします。


死日(じゅうしび)
十死一生日、天殺日ともいわれ、「受死日」につぐ大凶日
黒日(受死日)と同じように万事忌むべき日とされ葬式も
凶とされます。


帰忌日(きこび)
天ぼう星(てんぼうせい)の「精」が天から降りてきて門前で
家人の帰宅を妨害する日とし、引越し・旅行、・帰宅・嫁入り
金の貸出しなどを凶とします。


重日(じゅうび)
巳の日(陽が重なる)と亥の日(陰が重なる)
吉事を行えば吉事が重なり、凶事を行えば凶事が重なる
仕立ておろし・や商売事は吉、婚姻や葬儀には凶とします。

復日(ふくび)
重日とほとんど同じで、吉事を行えば吉事が重なり
凶事を行えば凶事が重なる
婚姻には凶とし善行は大吉とされます


天火日(てんかび)
五行の火性を三才(天火・地火・人火)に分け、天に火気が
甚だしい日とし、棟上げ、屋根葺き替えなどすれば
必ず火災の難に遭うとし、家の修造や引っ越しも凶とします。


地火日(ちかび)
大地に火気の激しい凶日で、天火日と同じ厄日になります。
土に関することは大凶・建築関連、種まき・建墓・井戸掘り
礎石の設置、柱建てなどを忌む日とされる。


大禍日(たいかび)
大禍日は「狼藉日」「減門日」と合わせて三箇(さんが)の悪日
と申す。
三箇とは、貧窮・飢渇・障碍の三神と貪欲・瞋恚・愚痴の
三毒を表し、特に仏法でこれを忌むとされます。


狼籍日(ろうじやくび)
万事に凶。
何事を行っても災禍に遭い失敗するとされています


滅門日(めつもんび)
万事に凶。何事か行うと、一家一門を滅ぼすとされています。


凶会日(くえび)
陰と陽気の調和がとれず、凶意が集まる
凶日で、この日に吉事を行うと凶に転ずるとされています


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