嘆く事ばかりではありません。
ニュース等でも報道されていますが各地で色々な環境
に対する問題意識が高まり植林や美化運動が盛んに
進められています。
小さな大きな前進です。住いする周りの環境を守る事
知恵を絞り現状を止め復元の力をきっかけを自然に
ゆだねる事は大切な事柄です。
その遠い山の見えぬ恵み水の成分こそが、本来の
もの作りの原点です。
美味しい素材はこんなこだわりを探し職人芸の生産者の
最たる技、心の賜物です。
植林をする事で小川に自然が戻り、流れ着く海には
魚が戻り、地域が潤う 自然の大きな底力、自然の
循環リズムその中で私たちは生きています!
忘れてはいけない大事な事柄です。
また、それを科学する進歩には脱帽です。
例えば、自然界に存在する無数の微生物は、まだまだ
多くの微生物が発見されないままいるとか
仕事過程で多くの話しに驚かされる事ばかり
自然は大きい存在ですね。
生産地の自然
生産地の姿も大分と変化を遂げました。
私が、この仕事をして眺める生産の様子も数年で
高齢化が進み、荒れ果てた農地を見る事も
多くなりました。
人工的に作られた工作用地は人の手が入りはじめて
美しくもあり、機能するものです。
荒地となるとなんとも無残な姿です。
自然とは過酷なものです。
生産性を高め機械化を推進する。
一部の地域では生産用地は美的に整えられ水路は
コンクリート化し近代農業の典型に変化を遂げる。
良い事ずくめ様ですが、自然はけして応援はして
くれません。
目には見えない変化が作物素材を襲います。
水路からは、トンボや雑草が消え、また新品種の
草が生え魚は消えました。
用水路の周りの土や藻はある意味では準自然の姿
一面では浄化を助け微生物の住みやすい生態系の
世界です。環境が整う いい面悪い面がありますね。
理不尽に利便性の悪い農地や昔ながらの姿が現代の
農業に適しているとは思いませんが、あまり環境を
変えるのはどうなんでしょうか。
自然と共に共存するのは本当に難しい問題ばかりです。